【変貌する絵連星とシビュラたちの帰還】|企画展テーマとの向き合い方

2025年8月から参加させていただいているシビュラ展も、今回で4回目の参加です。

初めて参加したときの記事はこちら→

毎回企画されているギャラリー吉武のオーナーの吉武祐一さん(吉武さんご自身も作家さんです。)から展覧会のテーマをいただくのですが、今回のテーマは〈救済〉

向き合うのが難しいテーマでした。

変貌する絵連星(エツラボシ)とシビュラたちの帰還

2026年8月のシビュラ展ですが、会期2日目の8月25日(火)11時~12時に在廊します。

会期:2026年8月24日(月)→8月30日(日)

10:00~18:30

※初日は13:00~OPEN、最終日は13:00まで

会場:ギャラリーくぼた 本館5階

〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7-11

TEL:03-3563-0005

アクセス:東京メトロ 銀座線 京橋駅⑥番出口徒歩1分

都営地下鉄 浅草線 宝町駅A5出口徒歩1分

JR東京駅 八重洲南口徒歩10分

◆オンライン販売 ギャラリー吉武にて会期2日目の夜から開始

※オンライン販売期間は8月25日(火)~8月29日(土)の19:00~翌日10:00

主催の吉武さんを含め、32名の作家による力作が揃います。

※MIRAの実際の作品は、DM画像の状態から加筆修正しています。

作品紹介

【変貌する絵連星とシビュラたちの帰還】に出展するMIRAの作品をご紹介します。

◆タイトル:眠れない夜の天使

◆水彩紙・不透明水彩

◆作品サイズ:縦263mm×横232mm (マット抜き寸サイズ)

額装は温かみのあるシルバーの木製額。

額装マットはいつものようにアトリエで彩色加工しています。

作品価格などのお問い合わせは、ギャラリー吉武へお願いいたします。(TEL:03-3563-0005)

シビュラ展のテーマ〈救済〉

シビュラ展を企画されているギャラリー吉武の吉武さんから展示のお誘いをいただいたときに、今回はテーマが〈救済〉とわかっていたので、(困ったなぁ)と思っていました。

私には重たい、向き合うことがすこし難しいテーマでした。

どの切り口から作品にしようかとても悩み、全然ラフスケッチが進みませんでした。

真面目に自分事として考えすぎだと思いなおし、少し距離をあけてテーマに取り組むことにしたのですが、描き始めるといろいろ思い出されて結局完成させるまでやっぱり悩み、ギリギリまで描いては修正してを繰り返していました。

タイトルは「眠れない夜の天使」

眠れないっていう人、世の中にはたくさんおられるようです。

私は横になるといつも1分するかしないかで眠ってしまうので、眠れないということはほとんどありません。

ただ、眠る時間がとれないくらい朝方まで作業に没頭することはあります。

あの時もちょうどブログサイトを構築しているまっただ中で、毎日1・2時間しか睡眠をとれなかった時期でした。

「…なにこれ」

サイト運営でデータ解析なども行うのですが、ある日、私の書いたある記事(だいぶ前に削除しました)に異常なほどアクセスが集まっていたのです。

それはアートに関するブログサイトの中で、ちょっと別のテーマで書いてみた記事でした。

データの解析ってね、どこの誰が何を読んでいるかまではわからないのですが、どの記事にどんな検索キーワードでどのくらいアクセスがあったかはわかるんですね。

リアルタイムでどの記事が読まれているかもわかります。

「たす〇て」

最もアクセスの集まっている記事の検索キーワードが「た〇けて」だったのです。

(またヒットしないように伏字にします。)

そんな記事を書いたっけ。

「〇けてもらえる」という文言は記事の中にたしかに入っていたけれど、そんなあれじゃないはずだけど…

「た〇けてた〇けてたす〇てたす〇て」

そんな衝撃的な検索キーワードがあることも、初めて知ったのは真夜中でした。

その日以降もずっと、その記事にアクセスが集まり続けました。

夜になるとアクセスがもっと増えるの。

作業しながらしょっちゅうデータ見てたので、リアルタイムで記事が読まれているのがわかります。

困ったな…。

私はその記事を読みに来てくださる誰かに向けて、メッセージを加筆しました。

そしていろいろな専門機関へのリンクを貼りました。

「でも、たぶんそういうことじゃないんだ。」

私にもわかっていました。そういうことじゃないことくらい。

「た〇けてた〇けてたす〇てたす〇て」

音のない叫び声が聞こえてくるの。

こんなにたくさん、まいにち、同じ地球のうえで。

「た〇けてた〇けてたす〇てたす〇て」

「消せばいいやん。消されへんの?」

相談した友達にけろっとした顔でそう言ってもらえてはじめて、重たいものをおろせた気がしました。

「そっか、消せばよかったんや。」

ごめんね。

私にできる範囲を超えている、私が受けとめられる量を超えている。

ごめんね。

記事を消すのなんか、簡単だったよ。

眠れたらいいのにね。

カンタンに消せた記事とうらはらに、聞こえないはずの声は今でも思い出すと聞こえてきます。

眠れたらいいのにね。

眠れなくても。

眠っていても。

そこにいつも光があることを、どうか忘れないで。

ABOUT US
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MIRAデザイン画家
絵画教室パピプルアートを運営。 ホルベインワークショップ講師(不透明水彩)。 2026年8月2日(日)~8月8日(土)、有楽町交通会館B1階にてスパンアートギャラリーによるLabyrinth展に参加。 8月24日(月)~8月30日(日)、ギャラリーくぼた本館5階にてギャラリー吉武によるグループ展【変貌する絵連星(エツラボシ)とシビュラたちの帰還】に参加。 不透明水彩などの画材のこと、絵にまつわる悩みの対処法などについて発信しています。 以前は画廊に勤め絵や額縁を販売したり、リアル系似顔絵の注文を受けたりしていました。 現在は師匠と吉祥画を制作販売したり絵画講師をしながらアトリエ独自ブレンドの基底材を使い、不透明水彩、金箔などを使って絵を描いています。 ブログに書ききれない情報はメルマガで。 一生役立つ水彩画の基本から応用まで、教室やワークショップで教えています。