今年も髙島屋大阪店7階インテリアアートギャラリーにて12月11日(水)から31日(火)まで、きいかわ宗圓の原画展が開催されます。
感染症対策などもあってこの数年はなかったサイン会も今年はあります。
原画展の期間中、12月22日(日)のサイン会までに絵(額装品)をお買い求めいただきますと、額縁の裏板にサイン、お客様のご希望にそって日付やお名前、格言などの文字入れをいたします。
きいかわ宗圓は日本画家の両親のもとに生まれ、自身は画家ではなくデザイナーの道を選びました。
デザインの仕事の傍ら作品制作や発表、ギャラリーの運営をしていた時期もあり、多くの作家をけん引し百貨店内での企画展示などにも関わりました。
その作品は日本画風から油絵風、洋風のイラストや抽象画など非常に幅広くデザイン向けの手書き文字なども自在に書きますが、特に和モダンな作品を得意としており、料亭など店舗のウォールアートなどもデザインの一環として手掛けてきました。
生き生きと躍動する運筆を得意とし、画面から飛び出してくるような勢いのある絵を数多く描いています。
この原画展では来年の干支にちなんだ作品や風神雷神、赤富士や龍神など、縁起の良い絵柄を中心に展示販売いたします。
風神雷神は会期前から好評につき、追加で制作しています。
風神雷神が1枚の絵に描かれた作品と、対にして飾っていただけるように同サイズでそれぞれ描かれた作品もあります。
宗圓が得意とする龍の絵は、江戸時代からの水墨画のエッセンスを引き継ぎながらも現代のデザイナーのセンスを駆使しモダンに表現しています。
威風堂々とした姿ですが、小さな子供がこわがらないように目がクリッと可愛く描かれて愛嬌があるのが宗圓の龍の特徴です。
迎春から飾っていただくのにぴったりな和モダンな作品をたくさん準備しています。
サインは臨機応変に対応可能ですが、作家おまかせの場合の一例を載せておきます。
文字が良いと喜ばれ、この裏板を飾るために額縁を購入される方もいらっしゃるほど毎回好評です。
ご要望をお聞きして新しく絵を描くことも出来ます。
手描きのため全く同じ絵は出来ませんが、もしご希望の作品がすでに売れていた場合は同様の作品の制作も対応できる場合がありますので、髙島屋大阪店7階インテリアアートギャラリーのスタッフさんへお気軽にご相談ください。(絵柄によっては承れない場合もあります。)
会期終了後も一部の作品はインテリアアートギャラリー内で引き続き展示される予定だそうです。
過去作品の一部ですが資料をギャラリーさんにお預けしていますので、会期後のお問い合わせにも対応しています。
元気がもらえる吉祥画、きいかわ宗圓のパワフルで和モダンな原画をぜひご高覧ください。
髙島屋さんのホームページでも紹介されています。
過去の展示の様子はこちらでもご紹介しています。
きいかわ宗圓 原画展
会期:2024年12月11日(水)→31日(火)
各日午前10時~午後7時。最終日は午後2時まで。
作家来場サイン会:12月22日(日) 午後2時~4時
髙島屋大阪店7階インテリアアートギャラリー