気楽に生きるってどうすればいいの?
心配性で不安になったり、些細なことを気にしてしまってクヨクヨ悩んでしまう。
生まれつき繊細な感性の持ち主だったり、傷つくことがあったり・・、経験値が少ない若いときなら特に、不安やネガティブな気持ちに上手く対処出来なかったりするものです。
今日は深刻な気持ちを手放して、もっとおおらかに気楽に生きる為のヒントについてお話しします。
もくじ
今を生きる
気楽に生きるためには未来や過去に執着せず、余計な心配をしないことが大切です。
未来のことを心配しない
私は子供の頃プールの授業が大嫌いでした。
プールの授業って6月から始まるのですが、半年前のお正月明け頃から不安が始まるんです。
6月になったらプールに入らないといけないと思い出しては不安になってどんどん緊張して落ち込みました。
プールの授業はどうやったって6月には始まってしまうのですから、実際に授業の時に嫌な気持ちになれば済むのに、まだその時が来てもいないのに不安になって楽しく過ごせないのは、とっても無駄なことをしていたことになります。
また高校生の頃は料理が出来ないのに将来生きていけるのだろうかと不安になりましたが、なんのことはない、料理ぐらい必要になれば出来るようになるんですね。
先のことというのは心配しても取り越し苦労になることも多いし、実際逃れられない嫌なことが待ち受けていても、なにも前もって不安な気持ちでいる必要はなくて、そのときに辛くなればじゅうぶんだと思いませんか。
前もって感じる不安はいらないオプションみたいなもの。
時間というお金をかける必要はありません。
済んだことは蒸し返さない
起きてしまった出来事を「嫌だったなぁ」とか「なんでこんな目に合うんだろう」と、いつまでも蒸し返さないことが大切です。
嫌な気持ちや残念な気持ちなど、自分が感じた気持ちを否定せず、「こんなことがあったから、こういう気持ちなんだよね」と受け止めてあげてください。
その上で、済んだ出来事はどうすることも出来ないのだから、済んだ過去の出来事として終わらせてあげましょう。
落ち込む気持ちを引きずらない具体的な方法は、こちらの記事もご参考にどうぞ。
嫌な人のことは考えない
気楽に生きるには嫌な人とのかかわりを減らし、好きな人とかかわる時間を大切に。
嫌な人のことを考える続けるというのは、あなたの貴重な命の時間をその人の為に捨てているようなものです。
あなたのプライベートな時空間(心)には嫌いな人を入れないように、追い出してしまいましょう。
こちらでも具体的な方法を紹介しています。
自分と自分以外をキチンと分ける
気楽に生きるには、あなたをしんどくさせる人から距離をとり、他人の問題まで抱え込まないことが大切です。
他人の問題を自分の問題にしない
これは優しくて正義感の強い真面目な方に多い気がしますが、他人の問題を自分の問題であるかのように感じてしまう場合があります。
たとえばニュースで見聞きした悲しい出来事やSNSで支援を呼びかけてくる広告、悩んでいる友人の話を聞いて、自分の気持ちまで引きずられてしまう。
親身になって人の話を聞けたり、共感したりそのことについて考えるというのは素晴らしいことでもあると思いますが、他人の問題と自分の問題は必ずしも一致しない(たいてい一致するはずがない)、他人と自分は別の人間なのだということを、まずしっかりと認識しましょう。
そして、たとえどれだけ共感できたとしても、ひとりの人間に対応できる容量は限られており、必ずしもあなたがすべてに対応出来なくても当然のことなので、自分を責めないでください。
自分と自分以外を分ける境界線を引く
何かにつけあなたを憂鬱にさせ、自信を奪い、嫌な気持ちにさせるような人とは出来るだけ物理的に距離を取りましょう。
物理的に離れるのが難しい環境の場合は、心の中にしっかりと境界線を引いてください。
先ほども書きましたが、自分と自分以外の人ということを明確にして、他人の悩みや不機嫌なエネルギーなどを自分の中に持ち込まないようにしましょう。
悩みに没頭しない
気楽に生きるには悩む時間を出来るだけ減らすと良いです。
余計なことを考える時間を作らない
心をザワザワと不安にさせるようなことは考えないようにする為には、考えるだけの暇を持て余さないことが大切です。
ネガティブなことをどれだけ長時間考えていても、後々そのことがプラスになるということはめったにありません。
時間を無駄にするだけでなく、嫌な気持ちになるだけ損です。
余計なことを考える時間の余裕があると、つい考えてしまいがちという人は、何か楽しいことや新しいことにエネルギーや時間を費やすように意識してみてください。
どうにもならないことは腹をくくる
心配事や悩みを抱えていると、いつもそのことが気にかかってスッキリした気持ちになれないという場合もありますよね。
悩みというのは生きている限り、ひとつ片づけてもすぐまたひとつ現れるものです。
それに解決までに時間がかったり、必ずしも解決できることばかりではありません。
どうにもならないことを悲しんだり怒ったりし続けても疲れるだけですし、どうにもならないものはどうにも出来ないと腹をくくってしまえば、クヨクヨするのをやめてラクな気持ちで過ごせるようになります。
まとめ
気楽に生きるには、
- 過去でも未来でもなく今に集中する。
- 嫌なことに意識を集中しない。
- 自分と他人を一緒にしない。
- 悩みに溺れない。
自分の心を上手に仕分けして、どうぞ気分良く過ごしてくださいね。