ポジティブになる方法|頑張らない13の秘訣でネガティブにさよなら

ポジティブになる方法、あります。

ポジティブになろうと思ってあなたがこの記事にたどり着いたということが、すでにあなたがちょっとポジティブだという証拠です。

少しでもポジティブな人はうんとポジティブになれる資質のある人です。

ネガティブな自分を責めたり、強迫的になにもかもに感謝したり、幸せを数えてみたり、もっと気の毒な人もいるのだからと考えてみたり、むりやり元気を出そうなんてことをせず、頑張らずポジティブになる方法でネガティブを追い出してしまいませんか。

ポジティブになる方法

自分を責めない

ポジティブになろうとする前に。

もしもあなたがネガティブに傾いてしまう自分を責めたりしてしまっていたら、それはもうやめても大丈夫です。

人がネガティブになってしまうのは後天的な理由が多いと思います。

つらい出来事や環境、大きなストレスにさらされた時やその後に、なかなかポジティブになることが出来ないのはおかしなことではありません。

責めることはやめにして、代わりに「よく頑張ってるなぁ」と自分をたくさんねぎらってあげてください。

それからポジティブになる方法について考えましょう。

ムダに悩まず逃げる

「悩まないなんて出来ないからポジティブになる方法を探しているんだ!」と怒られそうですが、ムダに悩んでいませんか。

建設的に考えることと感情的に悩むことは別のことです。

悩みの原因を解決したり改善していくためにどうすれば良いか考えることはとても大切なことですが、「つらい」「いやだ」「なんで私が」と嘆き続けていても何の足しにもならないばかりでなく悲しい気持ちをどんどん増幅させてしまいます。

嵐の中にいるときには建設的に考える気力も体力も残っていない時もありますが、そんな時こそ嘆いているとエネルギーを奪われてしまうので、美味しいものを食べたりもふもふ動画でも見てダラっと休む方がずっと精神的に良いです。

ポジティブになるには逃げれば良いのです。

あなたの心身をちゃんと休ませてあげましょう。

休息がしっかり出来たら、その後で建設的に考えられるようになっていくものだから大丈夫です。

クセに気付く

なかなかポジティブになれない、むしろネガティブなことばかり考えてしまうというのは、無意識のうちにクセになっているのかもしれません。

本当はポジティブになりたいのに、なぜかいつも気分の落ち込むほうへ流されてしまうという場合は、もはや「クセになっている」ということに気が付いてください。

クセというのは厄介ですが、これは誤って身についてしまったクセなのだと気付くことで、「本当はしなくて良いこと」ということが少しずつ実感としてわかるようになります。

ネガティブな考えに執着するクセに気付いたら、ポジティブになるにはいらないものは手離していきましょう。

嫌われてふつう

誰しも人間関係で悩まない人はいないと思います。

私は子供のころから人づきあいが得意でなく、出来ればみんなと上手くやっていきたいのに嫌われてるのかなぁと思うことがちょこちょこあります。

思い過ごしもあるかもしれませんが、その通りということもあるだろうと思います。

自分のダメさに気が付いたら凹みながらも修正するように心掛けてはいますが、どんなにしても嫌われる人には嫌われます。

考えてみれば人気のある芸能人のように素敵な人でさえ、世界中すべての人から好かれるということはないのだから、私が誰かに嫌われてもふつうのこと。

自分を嫌う人がこの世にいるというのは全く不思議でないふつうのことだと思うと、そんなものかと少し気が楽になりポジティブになれませんか。

心配しなくてもみんな嫌われています。

完璧な人はいない

それなりの年月を生きてきましたが、私はいまだ完璧な人には出会ったことがありません。

人は未熟な存在としてこの世に生まれてきて、完璧になどならないまま死んでいくものなのだと思います。

それなのにいつか完璧になろうと躍起になったり、完璧になれない自分を責めてポジティブになれないとしたら「そこ、頑張るとことちゃうかった」と早く気が付いたほうがうんとラクに生きられます。

完璧でないからとネガティブになる必要はないし、完璧な人もいません。

あなたのせいでないことを悩まない

この世には力の及ばないことがあります。

答えのでないこと、解決できないことがあります。

どうしてこの家族に生まれてきたんだろうとか、どうしてこんな病気になったんだろうとか、なぜこんな目にあったのだろうとか。

それも自分のせいでもないのに。

そういうとき、人はスピリチュアルな意味をそこから見出そうとしがちです。

スピリチュアルで救われるのであればそれも悪いことでないかもしれませんが、一周回って戻ってきてもやっぱり納得いかず、また苦しむこともあるのではないでしょうか。

変えられないもの、理由など結局見つからないもの、どうにもできないことに真正面からぶつかっては倒れます。

これは、もうそれ以上悩んでもどうにもなりません。

難しいと感じるかもしれませんが、そういう「あなたのせいでない困難なこと」を追いかけまわして悩むのをやめるのが、ポジティブになる方法としてとても大切なことです。

出来る人には出来ます。

これについては他の記事にも詳しく書いているので、良かったらこちらも読んでみてください。

すり込みに気付く

ネガティブになる理由は後天的な理由が多いと先ほども書きましたが、身近な家族などがネガティブだった場合、子供のころから身近な誰かのネガティブ思考や行動パターンを無意識に学習し、身につけてしまっているかもしれません。

私は子供のころ常に強い不安を感じ、何でもないことにいつも緊張していました。

大人になってから、その緊張の半分くらいはわたしの緊張ではなく家族のコピーだと気が付けたことで、それから後は不安感がだいぶ減りました。

ネガティブがすり込みでないか疑ってみること、そしてそれがすり込みによるものであれば、それはあなたの問題ではありません。

「これは私の問題ではない」と自覚し手離すこともポジティブになる方法のひとつです。

ネガティブな人から離れる

ポジティブやネガティブはうつります。

あなたが本気でポジティブになる方法を探しているなら、ネガティブな人から離れたほうが良いです。

冷たいと思われようと薄情と言われようと、自分だけでもポジティブになるんだと思って離れないと、何かにつけてその人のネガティブさに足を引っ張られることになります。

その人がネガティブなのは、その人の問題です

あなたがその人のネガティブに付き合う必要はありません

家族など離れられない事情があるときは、物理的にはムリでも心理的に離れましょう

あなたはこれからポジティブに生きていくつもりなのだから、ポジティブな人のそばにいましょう。

ポジティブな人は、あなたがポジティブでいなければ逃げていきます。

ケアを受ける

ポジティブになるのを阻む過去の出来事など心を苦しめているもの、つらさについてきちんとケアを受けることも、ポジティブになる方法としてはずせない大切なことです。

身近な友人などに話して聞いてもらうというのもひとつの方法ですが、少々重たいので友人が受け止めきれない場合、その反応にガッカリすることがあるかもしれません。

そうだとしても、それはゆるしてあげてください。

トラウマ級の重い出来事はケアする側にもそれなりのスキルが必要です。

小さなケガなら自分で絆創膏を貼ればすみますが、血が止まらなければ保健室に行ったり薬局の先生に相談したり、大きな病院に行ったりしますよね。

あなたのダメージのレベルに合うしっかりケアしてくれそうなところを探してください

何度でもケアを受けて痛みが穏やかになっていくにつれ、少しずつポジティブになる元気が出てきます。

ひとりで頑張らない

人に頼ることをいけないことだと思っている人がいますが、人は誰しも誰かに頼らなくては生きていけないように出来ています。

良いか悪いかは頼り方や頼る相手によります。

ひとりで背負っていると身動きのとれないほど重たく感じることも、少し誰かに頼るだけでうんと軽くなることもあります。

誰か特定の人にだけベタッと頼りきるのでなく、この部分はこの人、これはこの人というようにいくつも振り分けて分散させて頼ることで、相手もさほど負担に感じずにすみます。

ただし何らかの相談をした場合、その相手にはきちんとお礼を伝えることも大切です。

相談したときだけでなく、その後どうなったというところまで報告はしたほうがより良いと思います。

「おかげさまで、こうこうこういう風になりました。ありがとうございました。」と言われて怒る人はいないし、少々面倒だなと思って対応してくれていたのだとしたら、その一言で相手もスッと気分が良くなるのではないでしょうか。

ムリしてひとりきりで頑張らず、いろんなところに少しずつ重さを分散させて寄りかかっていれば、なんとか倒れず大丈夫と思えたりするものです。

なんとか大丈夫と思えることが、ポジティブになるためには大事なことです。

笑顔でいる

「笑いたくもない時に笑うことなんて出来ない」なんて言わずに、だまされたと思って笑顔でいてください。

笑顔でいるというのはお金もかからず、簡単にポジティブになる方法です。

人間はそんなにかしこく出来ていません。

笑いたくないと思いながらも笑顔でいると「なんか楽しくなってきたぞ」と脳は簡単にだまされます。

私はものが食べられなくなって液体の栄養剤だけを飲んで仕事を続けていた時期がありますが、そんなギリギリの時でも接客業だったのでいつも笑顔でいなくてはならず、それにどれだけ助けられたかわかりません。

楽しくなくても笑っておけば良いのです。

「ニコニコニコニコしてあいつアホやな」と思われるくらいで良いのです。

「そうです私はアホなんです」と笑って言えたら相当ポジティブです。

ネガティブをやめる

ポジティブと言っても、元気はつらつとしたエネルギッシュなポジティブもあれば淡々としたポジティブもあると思います。

エネルギッシュなポジティブさはいざ何か行動を起こす時に勢いづく力を発揮してくれますが、長期間その状態をキープするのはむずかしいように思います。

いろんな方がいるので常にエネルギッシュな人もいるかもしれませんが、私の場合は短期集中型ポジティブとして必要な時だけ発動させています。

一方淡々としたポジティブには終わりがありません

それは息をするように続いていくものです。

この淡々としたポジティブには気合を入れてあれこれしなくてもなる方法があります。

それはネガティブをやめること。

どんな人にも人生をより良くしていこうとする無意識のポジティブさが備わっています。

それは生まれたときから誰もが持っているものです。

だから頑張ってポジティブになるのでなく、ネガティブをやめるだけで結果としてポジティブが残るように、はじめからそうなっています。

どうしたらネガティブをやめられるのか、やめられないのはゴチャゴチャ考えるからです。

やめると決めたらやめるだけのことです。

ただ、ずっと長い間ネガティブだった人は急にネガティブをやめると落ち着かないかもしれません。

ずっと慣れ親しんだネガティブに安心するようになっているからです。

でもそれは本当の安心ではないことを本人がいちばんよく知っています。

それは捨てても大丈夫なものだということも。

ネガティブのせいでどれだけソンをするかということを他人事のように考えてみるのも良いかもしれません。

ネガティブな人には同じようにネガティブな人が寄ってきます。

そういうところに長くいると、人の幸せに嫉妬し人の不幸にホッとする人間になっていくかもしれません。

私はあまりにもしんどすぎて人の幸せを素直に喜べなかった時期がありますが、自分はそんな人間なのだと気が付いた時のなさけなさは言いようのないものでした。

ポジティブな人ははじめは仲良くしてくれるかもしれませんが、相手がいつまでもネガティブならしだいに離れていきます。そうせざるを得なくてそうなります。

ネガティブな人が困っていると、まわりの人は「ややこしいから関わらんとこ」とますます離れていくかもしれません。

ポジティブな人が困っているなら、ちょっと手を貸そうかなという人もいてくれたりするものです。

人間本当にどん底という時にネガティブでいたら、どの扉も開いてくれません

ネガティブをやめな、どうしょうもないということに気が付きます。

そのうえ、ネガティブはモテません

ポジティブならモテるんかと言ったらそうでもないのがなんでやねんと思うところですが、ネガティブよりなんぼかマシやと思います。

稀にネガティブなのにモテる人もいますが、そういう人はずば抜けて人より秀でた何かを持っていたり、ある分野においては人がマネできないほどの努力をして結果を出すなどしている人のように思います。

つべこべ言わんとサッサとやめる。

やめたつもりがまたネガティブになっても大丈夫です。

あぁまたネガティブになっていたわと気が付いたら、そこでまたやめたら良いだけですもの。

それが淡々としたポジティブになる方法です。

自分を楽しませる

ポジティブになる方法を真面目に考えるより、楽しいことを考えてするほうが良いかもしれません。

人間好きなことをしていたら勝手にポジティブになります。

好きなことを見つけるのが上手な人とそうでない人がいますが、なんでも自分から面白がってやってみる人は好きなことを見つけるのも上手だと思います。

「なんか面白いことないかな」といつも自分から探して生きているとけっこう見つかるもの。

なにかひとつ面白くてしたいと思うことが見つかると、それをするために必要なことが枝葉となって現れだんだん忙しくなります。

ネガティブなことを考えている余計な時間がなくなっていきます。

自分の周りを好きなものでいっぱいにするのも、毎日が楽しくなります。

よけいな買い物をするということではなく、自分のふだん使うものや身につけるものなどを適当に選ばず好きなものでかためてしまうのです。

私は消耗品などは別ですが、服や小物などは本当に気に入ったものしか買いません。

すごく好きなものしか買わないので、常に好きなものに囲まれて生きています。

お金をかけるかどうかはその人の自由ですが、私はふだんは高いものは買わず、古着を探したりお寺で開かれる市などで気に入るものを探すのが好きです。

流行に合わせて買ったりしないので服は10年位平気で着ます。年齢的に似合わなくなったり着すぎて服が壊れるまで着たりします。

それくらい好きなものを探して見つけるのが、また楽しいんですよ。

生きていると失敗する日もあれば嫌な人に会う日もあるし良いことばかりではないけれど、このスカートすごく気に入ってると思いながら好きな服を着ていたり、何回見ても良いと思いながら気に入った食器でお茶を飲んだり、好きなものに囲まれていると「それはそれ、これはこれ」と気持ちの切り替えがしやすくなります。

好きなものが守ってくれるんです。

ポジティブになる方法を探す以上に、あなた自身を楽しませる方法を探してください。

あなたを喜ばせるにはどうしたらいいか、何通りも何十通りも考えてみつけてください。

それはたぶん楽しい探しものになると思います。

そしてきっと近道です。

ABOUT US
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ミラデザイン画家
似顔絵肖像画を描いたり師匠のアシスタントをしながら制作活動をしています。好きな画材はポスターカラー、不透明水彩、日本画の絵の具。琳派とヨーロッパアンティーク風の絵が好きです。画家活動や画廊で長く働いた経験から得た、絵の描き方やリアルなアートの話のほか、生きづらくて苦しんだ後にたどり着いた、前向きでラクな考え方や肩の力を抜いた楽しい生き方についても書いています。