このブログでも時々登場する師匠のきいかわ宗圓の原画展が髙島屋大阪店で始まったので、見に行ってきました。
今回の原画展では、来年の干支の龍の絵や根強い人気のある赤富士の絵、鷹や猛虎など縁起の良い吉祥画を展示販売していただいています。
※2024年の原画展につきましてはこちらの記事をご確認ください。
きいかわ宗圓は狩野派や円山派など江戸時代から戦前の日本画を貪欲に勉強し、グラフィックデザインや空間プロデュースなどの経験を活かして現代の琳派としての表現を追求してきました。
生き生きとした運筆を自由自在に走らせ勢いのある絵を描くのが特徴で、生きる喜びや生命のエネルギーを力強く表現しています。
今回の展示では青龍、金龍、緑龍のほか、これまでほとんど描いていなかった白龍の絵も出展しています。
「白い龍も描いてみたら上品な感じがしていいね」と宗圓さん自身も楽しんで描いておられました。
インテリアアートギャラリーのスタッフさんの選んでくださった額装もどれも素敵で、縁起の良いゴールド系の額装で絵がより華やかになりました。
額装作品のほかに、テーブルやサイドボードなどに飾りやすいサイズの屏風作品も出展しています。
吉祥画の龍神や赤富士など、これまでもきいかわ宗圓の描いてきたテーマですが、日々新しい表現に挑戦し進化させてきた意欲作ばかりです。
会場は中央エスカレーターのすぐそばですので、買い物のおついでにもお立ち寄り、たくさんの方にお気軽にご覧いただけましたら幸いです。
店頭にある作品以外もご覧いただけるファイルを会期後もインテリアアートギャラリーへお預けしています。
絵のオーダーにも柔軟に対応出来ますので、ご希望の場合はインテリアアートギャラリーのスタッフさんまたは当サイトへご相談ください。
※会場は撮影禁止ですが、こちらの記事用に許可をいただいて撮影させていただきました。
宗圓の作品画像につきましても作家本人の許可を得て掲載しています。