大阪(上本町)にあるホルベインワークショップルームでMIRAが講師を担当する絵画のワークショップのお知らせです。
もくじ
不透明水彩(ガッシュ)で描く お洒落なアンティーク風絵画
ワークショップは【不透明水彩(ガッシュ)で描く お洒落なアンティーク風絵画】というタイトル通り、ホルベインさんの不透明水彩(ガッシュ)を使ってお花などの絵を描くアートなワークショップです。
2025年春季ホルベインワークショップの中のひとつとして4月~9月に毎月1回開催されます。
そして春季のワークショップが開催される前に先行して体験できる絵画のワークショップを2月に開催することになりました。
こちらはホルベインさんの【はじめてアートワークショップvol.2】の中のひとつとして開催されます。お申込みはリンク先からどうぞ。
絵画のワークショップってどんなことをするの?
このワークショップではまるでヨーロッパアンティークの絵ハガキの世界に飛び込んだようなちょっとお洒落なお花などの絵画を不透明水彩(ガッシュ)で描けます。
こういうタイプのアートは絵画教室のテーブルにモチーフを置いてみんなでそれを囲んで見ながら描くという方法では描けないものなので、あらかじめ私の描いた下図をプリントした水彩紙が用意されています。
私が絵の具と筆を使って絵を描くところを見ていただき、実際に描いていきますよ。
絵の具の濃さや筆の動かし方など、描き方は独学だとむずかしいですよね
使う筆、水の量、描き方のコツなどをていねいに説明して描くところを見られるので初心者の方も中級以上の方にも学べる内容になっています
絵画教室や美術の時間に描いた絵ってほとんど飾ることがなかったなぁという私自身の経験から、【描いたら飾りたくなる絵】を考えて見本を作りました。
アートワークショップで私の説明を聞いたり実際に絵を描くところを見ることで、こんな知識や体験を持ち帰っていただけます。
- 見本のような絵画を描ける
- どの部分にどんな筆を使うかわかる
- 絵の具の濃さや水加減の判断のしかたを知る
- 不透明水彩ならではの重ね塗りの描き方がわかる
- 筆の動かし方を知る
- 配色・混色のコツがわかる
- ぬり絵のようにならない絵のコツがわかる
- 筆の加工について知る
描き方を知ることと実際に描けることは別なので、説明を聞いてもそのときは同じようには描けないかもしれません。
初心者の人には少しむずかしいところもあるかもしれません。
でもアナログで描く絵の技術って、何年先でも通用するものなんです。くさらないの。
本当は絵の描き方にはたくさんの正解があるんだけど、描き方がわからなくて困ったとき「そういえばあの人あんなこと言ってたな」と思い出して活かしてもらえたら嬉しいな
(このやり方は良いぞ)と思ったら、また別の絵を描くときにも使ってみてください。
手ごたえを感じながらくりかえし描くことで、ワークショップで教わった技術はだんだん手に入っていくから焦らないでね
完成した絵は特製マットにセットしてお持ち帰り。ぜひ飾って楽しんでくださいね☆
マットのデザインは詳細が決まりしだい画像を掲載します。
不透明水彩(ガッシュ)ってどんな絵の具?
ホルベインさんのアートワークショップで使用する不透明水彩(ガッシュ)は名前のとおり不透明な水彩絵の具。
日本人はなぜか水彩画といえば透明水彩のことだと思う人も多いですが、海外では不透明水彩で描いている画家さんはとても多いんですよ
このワークショップでは【アンティーク風絵画】としていますが、ヨーロッパアンティークの絵ハガキなどを見ていると、その多くが不透明水彩で描かれていることがわかります。
初心者でも大丈夫?
初心者の人が絵を描くのがむずかしいと感じる「形をとる」「構図」「配色」という要素をあえてスキップして私の下図を使います。
デッサンに慣れていないと形をとるのがむずかしくて時間がかかってしまいますよね。
このワークショップでは出来るだけ時間内に完成させて「描けた」という楽しさを味わってほしいという思いから、下図を印刷した水彩紙を準備しています。
ただし下図は普通のぬり絵のように細かく描かれていませんし、下図の描かれていない部分もあります。
下図のとおりに描くことよりノビノビと筆を動かしてみてね
そして上手に描けなくても大丈夫。
私はオンラインでも絵を教えていますが、見本そっくりに描ける人を見たことがありません。
ソックリにならなくて普通なんですよね
ソックリに描けないからみなさん参加してくださるんですよね。
だからソックリに描けなくても上手に描けなくても、サマになるような構図と配色にしてあります。
むずかしい絵の具の混色も、どの色の絵の具をまぜるかちゃんと説明するから大丈夫!
そして実は中級レベルの人にとってもむずかしかったり描き方がよくわからないという筆の選び方や手の動かし方なども、しっかり説明しながらデモンストレーションしていきます!
ワークショップで使う画材
アートワークショップで使う画材はホルベインさんが用意してくださるので、参加するみなさんは手ぶらで来ていただけます。
- 不透明水彩(ガッシュ)
- ホワイトアイビス(水彩紙)
- MIRAセレクトの筆や刷毛
絵の具はガッシュを使います。
水彩紙はホワイトアイビス。
この紙は発色が良く丈夫で重ね塗りもしやすく、私もふだんからよく使っている水彩紙です。
そして私のセレクトした筆や刷毛を使います。
私は水彩画を描いていながら水彩用の筆を使うことがあまりなくて、いつも日本画用の筆を使っているんです
ですのでワークショップでも私が使っているものと近い筆を使って描いていきます。
さらに私は筆の改造が大好き。
好きというより改造した筆でないと上手く描けないところがあるのよね
ということでこちらもホルベインさんと話し合い、可能であれば改造した筆を用意できればと思っています。
手ぶらで…と描きましたが汚れるのが心配な方はエプロンなどをご持参ください。
汚れても大丈夫な服装で来てね。
それで講師のMIRAって誰?
【不透明水彩(ガッシュ)で描く お洒落なアンティーク風絵画】ワークショップを担当するMIRAは不透明水彩が大好きな絵描きです。
ふだんはポスターカラー、不透明水彩(ガッシュなど)、透明水彩を用途によって使い分けながら併用してこんな絵を描いています。
好きな絵のジャンルは幅広いですが一番感銘を受けたのは日本画の琳派で、ご両親が狩野派と円山派のルーツを引くデザイナーに師事して絵を学んできました。
画廊に勤めていた時期もあり、描いたり教えたりするなら飾って楽しめる絵にしたくて、ワークショップでも飾りたくなる絵ってどんな絵だろうと考えて見本を作りました。
くわしい自己紹介はこちら
このワークショップがオススメな人
- ヨーロッパアンティーク絵ハガキみたいな絵を描いてみたい人
- 水彩画を始めたい人
- 不透明水彩を使ってみたい人
- 水彩画経験者だけど自己流でつまずいた人
- 水彩画のきほんを学びたい人
- 水彩画の技法をしっかり学びたい人
- 自分で描いた絵を飾って楽しみたい人
これ、ほんとうは教えたくないんだよね、って思うような技法も色々学べるよ
もともとは大人が楽しめるアートのワークショップにと思って18歳以上を対象としていましたが、募集と同時に若い方からの参加希望のお問い合わせをいただいたこともあり、中学1年生以上に対象をひろげました。
アンティーク風の絵を描きたい方、しっかり描き方を学んでみたい方にピッタリな内容です。
定員は10名。
2月開催分にはすでに県外からのお申込みも入っていますので、参加したい!と思われたらお早めにホルベインさんの応募フォームからお申し込みくださいね。
4月以降の応募については詳細が決まりしだい追記します。
見逃したくないという方はパピプルマガジンかMIRAの公式LINEに登録してお知らせをお待ちください。
いっぱい学べたし楽しかった~!と思っていただけるように私もしっかり準備して当日をむかえたいと思っています
絵が大好きなあなたのお越しを楽しみにお待ちしています!
アクセス
ワークショップの会場は大阪、ホルベインワークショップルームです。
改装リニューアル中のため2月と4月以降で場所が異なります。
★2月の会場はホルベインワークショップルーム
〒542-0064 大阪市中央区上汐2丁目3-6 上汐中央ビル5F
大阪メトロ谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅
近鉄奈良線・大阪線「大阪上本町」駅
6番出口から徒歩1分
ホルベインショールームについてはこちらの記事もご参考にどうぞ。
★4月以降はリニューアル後のホルベインギャラリーの住所です。
〒542-0064 大阪市中央区上汐2丁目2-5 メゾンクルール上汐
大阪メトロ谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅
近鉄奈良線・大阪線「大阪上本町」駅
6番出口から徒歩3分
日時:2月15日(土) 13:00~16:00
参加費:3,500円
定員:10名
対象年齢:中学1年生以上
場所:ホルベインワークショップルーム(大阪)
※画材は会場で用意。描いた絵は特製マットにセットしてお持ち帰りいただけます。