絵が下手なのに上手いと思ってる人?ウザがられても気にしなくて大丈夫

あなたは「絵が下手なのに上手いと思ってる」って言う側の人ですか、言われている側の人ですか?

私は面と向かって言われたことはありませんが、もしかすると陰で言われたり心の中では思われたことがあるかもしれない人です。(現在進行中かもね…。)

絵が下手なのに上手いと思ってる恥ずかしい人でもずっと描き続けていたら、お金をいただいて絵を描く仕事ももらえるようになったよという経験をした人目線で、この件についてお話ししてみたいと思います。

絵が下手なのに上手いと思ってる人はラッキー

「絵が下手なのに上手いと思ってる」と悪口を言われ、笑われているあなたへ。

おめでとうございます。

それがあなたの才能であり、特技であり、あなたは絵が本当に上手くなるまでの道のりをあきらめず進んでいくための燃料をたっぷり持っています。

あなたはとてもラッキーです。

よかったですね!(^^)

はじめから上手い人はほとんどいない

私は画廊に長く勤めたのでプロという立場の作家さんの絵をたくさん見てきましたが、自分のことを棚に上げますと、本当の本当に天才と感じた人は一握りだけでした。

プロと言われる立場の人でさえほとんどの画家さんは「天才ではないけれど、絵が好きで好きで描いて描いてものすごく上手になった人たち」なのだと思います。

そう、はじめから天才的に上手い人なんてめったにいないのです。

私ももちろん天才ではなく、学生のころは憧れるようなイラストにぜんぜんおよびもしない時にも「それはそれ、これはこれ」といった都合の良さでいついかなる時も「自分は絵が上手い」とカン違い全開でおめでたく生きてきました。

恥ずかしいですね。うざいですよね。

一応冷静に考えることは出来るので、「実際はそれほどではない」というのは理解できているんです。

でもそれはそれ、これはこれ。

どこまでも前向きな脳みそに感謝したくなりますね。

前向きになりたい人はこの記事も読んでくださいね。

絵が下手なのに上手いと思ってるカン違いは神様からのギフト

この事実も理屈もお構いなしの「絵が下手なのに上手いと思ってる」カン違いって最強のギフトなんですよ。

どんなに下手な状態でもまわりがバカにしていても「自分は本当は上手」「必ず上手になる」というゆるぎない信念に支えられ、本人は疑うことなく絵を描き続けていくことが出来るからです。

カン違い上等、カン違いサマサマなのです。

これは美大に行ってから描いた絵と、社会人になってから絵を学んで描いた絵です。

「高い学費出してもらって美大行ってその程度やったらもうあきらめ」と言われて「ほんまにそうやなぁ」と思うようなマトモな神経では、その後の上達はなかったことでしょう

一応どうかしているという自覚はあるのです。

単純に過去の自分の絵を振り返ると恥ずかしさでいっぱいになりますから。

「絵が下手なのに上手いと思ってる」この図々しさがギフトでなくて何だというのでしょう。

このカン違いこそ、絵を描くのが好きな人に絵を描き続ける執念を燃えさせ、励まし守り続けてくれる太陽のようなありがたい力なのです。

あなたが「絵が下手なのに上手いと思ってる」と笑われているとしたら、私はあなたを全力で応援したいと思います。

それはギフトです。

よかったですね。

絵が下手なのに上手いと思ってる人はうざい

絵が下手なのに上手いと思ってる人が目の前をウロウロしていたらイラっとするでしょうか。

下手なのに上手いと思って自慢してくるな(してへんけど)うざい、とか思われたりするかもしれませんね。

そういう風に思っている人がいたら怒らんといてほしいねんけど、そんなどうでもいいこと気にせんときって言いたいです。

あの人ちょっと頭おかしいんやなと思ってほっといたらいいんよ。

SNSとかネットの世界は見たくなかったら見なければいいだけです。

それ以上気にかけるのは、あなたの時間がもったいない。

現実の友達だったら、下手でも応援しとけばいいじゃない。友達なんだから。

その友達は自慢して絵を見せているのでなくて、あなたのことが好きだから、好きな友達に一生懸命描いた絵をただ見てもらいたいのだと思います。

(絵が下手なのに上手いと思ってる)と思って今バカにしている人が何年も経って忘れたころ、神絵師なんて呼ばれているかもしれません。

それは大げさでなくて、そのくらいこのカン違いにはパワーがあるっていうことです。

カン違いはギフトだが、聞く耳は持とう

「絵が下手なのに上手いと思ってる」カン違いはギフトだと先ほども書いたけれど、ひとつ注意事項があります。

思ってるだけでは上手くならないです。

上手くなりたいのであれば上手くなるように工夫して描き続ける必要があるし、人が教えてくれたことは素直に聞く方が上達することもあります。(聞かなくていいこともあるけど)

これは下の記事にもチラッと書いたことなんだけど、

自分が上手いと思うのはべつにいいけど、「ここは直した方が良いよ」とか「下手やん」と言われたとしても怒らんと聞いとくほうがトクですよね。

一生懸命描いて自分でも気に入ってる絵に何か言われたら私もちょっとショックは受けたりするけど、一応聞いておいて落ち着いてよくかみ砕いてから「やっぱりこれはいらん」と思ったらソッと出したらいいし、いいものやったらのみこんで栄養にすればまた成長していける

まとめ

そういうことで絵が下手なのに上手いと思ってるあなたはラッキーな人なので、まわりから悪く言われてもバカにされても気にせず絵を描き続けてどんどん上手になってくださいね。

絵が下手なのに上手いと思ってる人がうざい人は、絵が下手なのに上手いと思ってる人はどうかしていると思って、どうぞそっとしておいてあげてくださいね。

絵を描くのに下手とか上手いとか関係あらへん。

絵を描くのが好きなら外野の声なんか気にせず描いたら良いんやし、「あの人は絵が下手なのに○○」とかいうことも考えなくて良いんじゃないかな。

「絵が下手なのに上手いと思ってる」って?

それが何?

そういう人ほど将来どうなるか楽しみだと思いませんか。

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MIRAデザイン画家
絵が上達したい・自分の描いた絵を売ってみたい人へ、上達のヒントや画家活動の悩みの解決方法、画材などについて発信しています。 以前は画廊に勤め毎日絵を販売していました。 現在は師匠と吉祥画を制作販売したりリアル系似顔絵の注文を受けたり、絵画講師をしながら独自の支持体を使って絵を描いています。 ブログに書ききれない情報はメルマガで。 本気で上達したい人向けの水彩画のテクニック講座が気になったら、おトクなオープニング価格のうちに体験してみてくださいね。(好評です) 11月29日~12月1日に大阪で個展を開催。 あなたのお越しをお待ちしています。