嫉妬しない方法あります。
嫉妬というものはする本人はしんどいし、される方は迷惑だし、はたから見ていても気持ちの良いものでもありません。
私自身は全くしないわけではありませんが、あまり嫉妬しないほうです。たとえ嫉妬しても、すごく短時間で終わらせることが出来ます。
嫉妬は基本的にする側の一方的な気持ちの問題で、なかなか身勝手です。
自分はそんな風にしたくないなという気持ちが強かったので、自然と嫉妬しない(してもさっさとやめる)ようになっていきました。
嫉妬をやめるとラクに生きられます。
今日はいわゆる恋愛のヤキモチにあたる嫉妬ではなく、広く一般的な嫉妬についてのお話しです。
嫉妬しない方法について、お話しします。
もくじ
嫉妬するのはどんなとき?
嫉妬しない方法の前に、そもそもどんなときに人は嫉妬するのでしょうか。
人が嫉妬するとき、それは相手が自分より優れていたり、恵まれていたり、上手くいっているとき。
- 容姿が良い
- お金持ち
- 素敵なパートナーがいる
- 勉強が出来る
- 仕事が出来る
- 才能がある
- 成功している
こんな感じでしょうか。
文字だけ読んでみても、うらやましいですね。
嫉妬しない7つの方法
それでは、嫉妬しない方法について具体的にお話しします。
うらやましいと思っても妬んだりモヤモヤザワザワしないですむと、とてもラクになります。
嫉妬しない方法 ①声に出す
「あぁ、うらやましい」と思ったら、モヤモヤする前に「良いなあ」「うらやましい」と声に出してしまうと良いです。
自分が嫉妬していることを認めたくない気持ちもあるかもしれませんが、そんなプライドは百害あって一利なし。
「うらやましい」と言葉に出来てしまうと、それだけで変な闘争意識が引っ込んでラクになります。
嫉妬しない方法 ②相手の何に憧れているかを知る
嫉妬のうらやましいという気持ちには、自分の本当の望みがかくれています。
今の自分にはないけれど、本当は手に入れたいもの、なりたいもの。
相手の何に自分が反応しているのかを知ることは、これからどう生きたいかという道筋を見つけることにつながります。
嫉妬しない方法 ③相手の背景を想像する
うらやましいという一面のみを見るのではなく、相手の他の部分も想像してみる。
勉強や仕事が出来るのは、人一倍勉強したり努力しているから。
自分の特性や才能を信じて磨いているから。
笑顔を絶やさないから・・、等々。
生まれ持ったラッキーな部分はあるかもしれませんが、表からは見えない、その人にしかわからない苦労や努力もまた存在していることを冷静に想像すると、嫉妬する気持ちより尊敬する気持ちがわきます。
嫉妬しない方法 ④努力する
嫉妬しない方法③で相手のことを想像したとき、必ず「努力」というものに辿り着きます。
成功している人や、他の人にない魅力を発揮している人、他の人以上に何らかの成果を出している人は、必ずと言っていいほど人一倍努力しています。
もし、本人が特に努力なんてしていないと言ったとしても、本人が努力を努力だと思っていない、気が付いていないだけという可能性が高いです。
嫉妬するあまり、相手のアラ探しをして批難したり立場を利用してパワハラする人もいますが、それは完全に頑張る方向を間違えています。
自分に足りていないところや自分の手に入れたいものを自覚し、そのための努力をすることで、うらやましいという気持ちを糧にすることが出来るようになります。
嫉妬しない方法 ⑤あきらめ上手になる
世の中には生まれつきずばぬけて容姿に恵まれている、生きている間に使いきれないほど経済的に恵まれているという人もいます。
キラッと光るスター性やモテオーラなどは努力とまた別の何かかもしれません。
こういうものを妬んだところで得るものはありません。
みっともなく惨めな気持ちが増幅するだけです。
努力でどうにもならないレベルのものは、早々にあきらめた方がラクです。
「すごいなぁ」と他人事として思っておけば、嫉妬しないで済みます。
嫉妬しない方法 ⑥離れる
嫉妬しないで素直に努力したり潔くあきらめたつもりでも、キラキラした人が目の前に見え続けると、やっぱり辛くなってしまうときもあるかもしれません。
そんな時は自分の心の平安の為に、そっと離れるのもありだと思います。
相手に意地悪をするわけではないのだから、罪悪感をもつ必要もありません。
嫉妬しない方法 ⑦好きなことをする
嫉妬しない方法①~⑥までは嫉妬している自分に気が付いた時に出来る対処法ですが、この「好きなことをする」というのは、嫉妬するという感情がそもそも起こりにくくなります。
嫉妬というのは自分の持っていないものを持っていたり、自分には出来ないことをしている人をうらやむ気持ちから起こるものですが、自分が好きなことに一生懸命打ち込んだり自分自身を楽しめていると、充実感から他の人をうらやむことが減っていきます。
まとめ
嫉妬するとしんどいですし、アラ探しや批難する行為などは結局は自分自身を貶める行為です。
嫉妬された側はその意地悪や批判が妬み嫉みによるものだということに、ちゃんと気が付いています。
でも、嫉妬という感情をゼロにするのは実際は難しいことのようにも思います。
誰しも人をうらやむことがあって当たり前。
それであれば嫉妬しないのではなく、嫉妬してしまってもすぐに気持ちを切り替え、嫉妬を早々に終わらせる方が現実的だと思います。
自分が上手くいっていない時は相手があまりにもまぶしいと辛いこともありますが、自分の嫉妬という気持ちにきちんと向き合うと、自分がどう生きていきたいのかを知ることが出来ます。
嫉妬という感情から自分の本当の願望や未熟さを知り、努力するために背中を押してくれる、嫉妬させてくれた相手には感謝するくらいでちょうどいいのだと思います。
それでも胸の中がザワザワしてしまうようならちょっと距離をおく、あきらめるということを習得する。
本当は嫉妬に気が付いて何とかしようと必死になるより、そもそも嫉妬さえしないという方が断然ラクです。
それには、自分の好きなことを一生懸命するのが一番。
自分の人生を楽しみ充実させていくことこそ、最強の「嫉妬しない方法」です。