大阪で日本画の画材や額縁が買える卸問屋「誠華堂」さんに行ってみた

大阪で日本画用の画材が買えるお店はいくつかありますが、個人でも購入することが出来る卸問屋さんがあること、ご存じですか?

卸問屋の多く集まる堺筋本町駅の近くに、1955年創業の誠華堂さんはあります。

岩絵の具をはじめ日本画の画材があり、特に顔彩の品揃えは多いと思います。

和紙や書道用品、日本画の画材、和額の他に実は油絵や水彩画に使える洋風の額縁やオーダー額も沢山扱っておられるんですよ。

私は水彩だろうとポスターカラーだろうと日本画の筆を愛用していますが、

大阪の一般的な画材屋さんの水彩画用の筆売場ではおいていないような絵筆も、誠華堂さんで購入することが出来ます。

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卸問屋さんですが小売りもされているので、個人でも安心してお店に入ることが出来ます

日本画の画材や書道用品など和物を買いたい人も、水彩画やアクリル画、油絵を描いている人にもこっそり教えたい画材屋、誠華堂さんのお店と商品について、ご紹介します。

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…の前に、こちらの店内ショーウィンドウで私の作品が2025年の2月の1か月間展示されることになったので、お店にお越しになる時にはぜひぜひ絵もご覧になっていってくださいませ。

誠華堂 1F

1Fお店の入り口を入ってすぐ、右側に色とりどりの和紙が揃っています。

奥に進むと色紙や短冊が沢山。

こんなに種類があるんだと思うくらい、あります。

可愛い一筆箋のようなステーショナリーは和洋両方揃っています。

御朱印帳もありました。

1階では社長さんがニコニコして座っておられて、人見知りで緊張している私の質問にもとっても気さくにお話ししていただけました。

誠華堂 2F

2階は日本画の画材と書道用品が半々という感じです。

吉祥や上羽絵惣などの顔彩の品揃えが豊富でした。

一色ずつバラで購入出来たり、顔彩の大きいサイズの鉄鉢も揃っているので、お気に入りですぐ減ってしまう色は鉄鉢で買うのもオススメです。

水彩絵の具のような感覚で使いやすい、吉祥のチューブタイプの絵の具もバラ売りであります。

水干絵の具もありました。

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基本的に2階に日本画用品はありますが、岩絵具は1階にあります

階段下のコーナーにあるので気が付きにくい場所ですが、ズラッと並んでいます

膠や胡粉、金泥、金箔などもあります。

欲しいものが店頭にないときは取り寄せてくださいます。

筆も沢山あります。

久保田号、朱陽堂は主に書道用、日本画用は中里の筆があります。

撮影させていただいた日はたまたま品切れだったようですが、後日伺うと絵刷毛や連筆の品揃えが充実していました。

木版画で使う手刷毛もあります。

書道の紙はびっくりするくらい種類がありました。

紙は本当に沢山の種類をおいておられるようです。

師匠と私が日本画を描くときによく使っている鳥の子は、誠華堂さんでロール紙で購入しているものです。

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鳥の子は日本画だけでなく、水彩画を描くときにも使える人気の紙です

お店に行った季節柄、団扇が沢山ありました。

団扇に手描きで絵を描くのもいいですね。

誠華堂 3F

3階に上がると額縁や衝立、掛け軸などがあります。

和風と洋風半々くらいでしょうか。

大阪でこれだけ店頭に和額が揃っている画材屋さんは、ほとんどないのではと思います。

和額はモダンでお洒落な額縁が多くて、書道にも絵画にもどちらでも合いそうでした。

書や掛け軸に対応されているので、作品の裏打ちもお願い出来ます。

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洋額メインの額縁屋(画材屋)さんの場合、裏打ち対応をしておられないお店もあるので、これはありがたいですね

そして意外にも沢山あった洋額。

ライナーの入った深さのある油絵用の額縁も、水彩画などの一般的な額縁も

もちろんオーダーメイドの額縁にも対応されています。

ライナーの入った額縁は油絵でなくても、キャンバスに描いたアクリル画にも使えますね。

奥の方に大きな作業台があったので、もしやと思い聞いてみますと、その場でマットもカットしてもらえるそうです。

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ナチュラルという品名の、一般的によく使われるオフホワイトのような色のマットは常備しているそうで、急いでいる時にはすごく助かりますよね

他の色のマットは取り寄せ可能ということで、カタログを見せてもらえました。

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作家にとって額縁代は負担に感じることもあり、私は今までは少しでも安く買いたくてネットショップで買うことが多かったのですが、誠華堂さんは卸なので額縁も安く買えました

誠華堂 4F

4階は絵画教室などに使われているようで、お店は3階まででした。

まとめ

画材屋さんは大阪にいくつもありますが、誠華堂さんは卸問屋ということもあり、絵を描いていても意外と知らないという人も多いと思います。

日本画、書道に強いお店ですが顔彩も人気のパール系やゴールド系の商品も揃っていて、日本画の筆は水彩で描くときにも重宝しますし、額縁は和洋を問わず揃っているので水彩沼の人にとっても見に行かれると面白いお店だと思います。

お店のすぐそばに誠華堂さんのギャラリーもありますので、(人気で早々に枠が埋まるそうですが)展覧会の相談も出来ます。

お店のすぐ横には有料駐車場がありますし、そことは別に誠華堂さん用の駐車場があるそうなので、車でも行きやすいと思います。

営業時間や詳しい住所などは誠華堂さんのホームページでご確認を。

ちなみにこの記事は私がただ自分の興味で書いているもので、誠華堂さんからのご依頼ではありません。

私の絵の師匠のお母様の代から誠華堂さんで画材を購入してきたというご縁があり、勝手な親近感から取材させていただきました。

色紙に絵を描いてみようと思ったら、色紙を購入される前にこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

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MIRAデザイン画家
絵が上達したい・自分の描いた絵を売ってみたい人へ、上達のヒントや画家活動の悩みの解決方法、画材などについて発信しています。 以前は画廊に勤め毎日絵を販売したり、リアル系似顔絵の注文を受けたりしていました。 現在は師匠と吉祥画を制作販売したり、絵画講師をしながら独自の支持体と不透明水彩、金箔などを使って絵を描いています。 ブログに書ききれない情報はメルマガで。 一生役立つ水彩画のテクニックは講座で教えています。 2025年春季ホルベインワークショップ講師。 5月19日(月)~24日(土)、大阪狭山市のギャラリー美游館にてグループ展を開催。