幸せになりたいけれど上手くいかない。
幸せって具体的にどうしたらなれるのかなと悩む人は多いと思います。
今日は幸せになるためにやめた方が良いこと、実践すると良いことについてお話しします。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
幸せになりたいのに不幸を数えてしまう
幸せになりたいけれど幸せを感じにくい人の特徴として、不幸を数えたがるということがあります。
例えば「自分は美人じゃない」「スタイルが良くない」「これといった得意なことがない」「コミュ力も高くない」などの見た目や性格的なものから、「持病がある」「いじめやパワハラを受けて自己肯定感を持てなくなった」「DV」といった根の深いものもあります。
いくつも数えてしまう人もいれば、そのうちの一つが「これさえなければ」という感じでネックになっている場合もあるでしょう。
この不幸を数えるという行為は、すればするほど不幸な気持ちが膨らんで、自己肯定感を奪っていきます。
不自然なほど幸せを数えてしまう
幸せになりたい人は、前向きで色々な自己啓発本を読んだり、SNSで情報を探したり、セミナーに参加するなど、積極的にその方法を実践しているという方も多いと思います。
その実践方法の一つに「不幸を数えず幸せの数を数えよう」という趣旨のものは良く見かけるのではないでしょうか。
例えば「目が見える」「耳が聞こえる」「自分の口からご飯が食べられる」のような普段当たり前と思っていることや、「素敵な友人がいる」「仕事が順調」など、自覚しやすいものがあります。
せっかくですので、今いくつか数えてみてください。
「今日のごはんがおいしかった」とか「育てていた花が咲いた」とか何でも良いです。
さて、お聞きします。
今あなたは幸せですか…?
幸せを数えても実感がわかない
幸せですかという質問に、あなたは何の疑いもなく「幸せ」と答えられたでしょうか。
おそらく「幸せなのだろうけど…」という風に何か納得出来ない感じではなかったでしょうか。
「幸せを数える」という行為自体は価値のあることだと思います。
当たり前と思っていたことの中に感謝出来ることがどれほどあるか、気が付くことが出来ます。
ただ、この気付きはまだ「頭で理解している」という段階です。
幸せというのは本来頭で理解するものではなく、心で、または魂でといった方がしっくりくるかもしれませんが、感じるもの。
幸せを理屈で数えても、実感がわかなくて当たり前なのです。
あなたの求める幸せを感じるには
どうすれば幸せを実感出来るのか。
もともと幸せを感じる能力は誰にでも備わっていますが、日々の生活の中で心が傷ついたりすり減って、その能力は鈍くなります。
鈍くなってしまった「幸せを感じる感度」を上げていくことが大切です。
私はこれまでに「身の回りの物ひとつひとつを思い浮かべて感謝する」とか「ありがとうなどの特定の言葉を口にする、書く」などを実践してみましたが、正直なところそういうことを一生懸命していた時ほど幸せは実感出来ていなかったように思います。
一時的な陶酔ではなく幸せを持続させるには、この幸せを感じる力を、あなたのペースでじっくりと自然に育てる必要があります。
幸せを味わうということ
持続する幸せを実感する力を育てるために実践すると良いのは、普段のささいな幸せを深く味わうクセをつけることです。
例えばおいしいお茶をのんでホッとした瞬間、誰かが微笑んでくれた瞬間など、ふとした時に感じる幸せを深く味わいその心地好さを覚えること。
まずはここから実践してみてください。
まとめ
- 不幸を数えるのはやめましょう
- 幸せは数えて良いけれど、実感はしにくいと知っておきましょう
- 幸せを感じたときは深く味わいましょう
幸せになりたい人が幸せを感じる力をつけるには、いくつものコツがあります。
このブログではこれからそのコツをひとつひとつ丁寧に説明していきますので、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。